くまの足跡
Travel Diary
Jun.13.2016
ユーロ戦記「ボルドーにウェールズ人の歌声が」
ユーロ開幕の夜、ボルドーはご機嫌に酔っぱらったウェールズ人で大騒ぎに。いまがいちばん幸せかも。
6月10日、ボルドー。翌日に試合を控えた大勢のウェールズ人と少数のスロバキア人で盛り上がっていた。
ウェールズは1958年スウェーデン・ワールドカップ以来、実に58年ぶりの国際大会出場。喜び勇んで駆けつけた2万5000人のウェールズ人が、町じゅうのバルを占拠した。そこへ、スロバキアのサポーターも合流。ウェールズ人たちはイングランドの悪口で大いに盛り上がり、一方のスロバキア人たちは「ロシアをやっつけるぞー」と気勢を上げた。小国どうし意気投合し、気付いたら一緒に写真を撮るやら、踊るやら、歌うやら。とにかく、ご機嫌な夜であった。
翌日の試合は、2対1でウェールズの勝利。レッドドラゴンの熱い夏は、まだまだ続きそうだ。