民族学博物館

Museum of Ethnology
Feb.15.2017

ガーナのキオスク

Kiosk, Ghana キオスクにはその国のサッカー文化が表われるのだとか。そんなわけでガーナのキオスクをのぞいてみました。

ガーナ少年

2008年、アフリカ選手権を取材するため、西アフリカのガーナで1カ月を過ごしました。

このときにお世話になったのがキオスク。だって試合に行く以外、やることがないんですよ。木賃宿で朝メシを食べると、あとはもう何もすることがないので、近所のキオスクに出かけることが日課になりました。

近所といっても、片道3キロ近く離れたところにトコトコ出かけるわけです。その道中、地元住民に声をかけられ、ときにはコーヒーをご馳走になりながら、世間話に興じる。こんなところ、アジア人は滅多にいないので、みんな興味津々で話しかけてきます。それはぼくにとっても格好のひまつぶしでした。

あっちでコーヒーをいただき、こっちで井戸端会議に加わり、ときには変な連中にからまれ……気がつけば昼過ぎに。キオスクを往復して陽が暮れてしまう、なんていう日もありました。

そんなぼくが通っていた思い出のキオスクがこれ。「A.M,Aニュースタンド」です。アフリカ選手権の真っ最中ということで、壁はサッカーと女性だらけ。店主のテイラーさんは、いまも元気にしているだろうか。

ガーナのキオスク

ガーナのキオスク

クツがぶら下がっているのはなぜ?

ガーナのキオスク

新聞だけでなく、ガーナ代表「ブラックスターズ」の派手なポスターも売られていました。

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