くまの足跡

Travel Diary
Jul.02.2016

ユーロ戦記「サッカーとは…」

強敵ドイツとの準々決勝を迎えた開催国フランスの人々は自信がない模様。彼らが口にしたサッカー界の有名な格言とは――。

準々決勝が始まる前日、食事をともにしたパリ在住の知人が面白いことを教えてくれた。「知ってます? フランス人は『サッカーとは、結局は最後にドイツが勝つスポーツだ』と言うんですよ」

それはかつてイングランド代表の往年のストライカー、ガリー・リネカーが残した名言「サッカーとは、90分間ボールを追いかけ、終わってみればいつも最後にはドイツが勝っているもの」とまったく同じ。リネカーの言葉はフランスにも定着していた。

こういう言葉が浸透すればするほど、ドイツは優位に立つことになる。サッカーは最後にドイツが勝つもの。つまりドイツ以外のチームにとって、ドイツに負けるのは恥ずべきことではない、ということになるのだ。ユーロも残り1週間、盤石の世界チャンピオンを倒すチームは現われるだろうか。

 

novak

パリで見かけた「全仏オープン、ノヴァクおめでとう」ポスター byユニクロ

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